Illustration:ソリマチアキラ

 先日、ある薬局団体の会合で財務省主計局の担当官の講演を聞いた。

 財務省は、国の予算や財政を所管する機関だ。診療・調剤報酬の改定率は、最終的には政府が決定するが、年末の予算編成過程で行われる厚生労働省と財務省の折衝が重要となる。社会保障費の伸びを抑えようとする財務省に対して、必要な財源を確保するために、厚労省がどこまで説得できるかが、改定率を左右する重要な要素の一つだ。