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大腿動脈領域では、ステントの破損しやすさが課題

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公開日:更新日:2010-08-17

大腿動脈領域では、ステントの破損しやすさが課題

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前回に引き続き、下肢PADについて、部位ごとに分類して治療法の適応を述べます。今回は、浅大腿動脈―膝窩動脈領域と、膝下動脈についてです。 浅大腿動脈-膝窩動脈領域の治療 大腿動脈は解剖学的に骨盤外に位置しており、浅大腿動脈と深大腿動脈に分岐した後、膝窩動脈、膝下動脈へと続いています。そのため血管外から圧迫、ねじれ、伸展、収縮、屈曲などの力を受けやすく(図5)、ステントを留置した場合には破損(fracture)しやすいという問題があります。 軽度の場合には1つのストラットが破損する程度で済みますが、ひどい場合にはステントが完全に離断してしまう場合もあります。 ステントの破損は、慢性期の再狭...

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