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長時間作用型Ca拮抗薬にはβ遮断薬より利尿薬かARBの併用が望ましい――COPE試験から

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長時間作用型Ca拮抗薬にはβ遮断薬より利尿薬かARBの併用が望ましい――COPE試験から

コラム:ISH2010
長時間作用型Ca拮抗薬にはβ遮断薬より利尿薬かARBの併用が望ましい――COPE試験からの画像

Ca拮抗薬はわが国で汎用されている降圧薬の1つだが、Ca拮抗薬と併用すべき降圧薬に関する最適な組み合わせは明らかになっていない。日本の高血圧治療ガイドラインが推奨するCa拮抗薬と他の降圧薬の組み合わせのうち、どの薬剤が降圧効果と心血管イベント抑制効果に優れているかを検討した結果、長時間作用型Ca拮抗薬ベニジピンにはサイアザイド系利尿薬あるいはアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が適していることが明らかになった。これは、多施設共同臨床試験であるCOPE試験から明らかになったもので、COPE Trial研究会・研究代表者の荻原俊男氏(大阪府立急性期・総合医療センター院長)が、バンクーバーで開...

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