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生物学的製剤使用患者の3分の1強が生活費を切り詰めて治療を続けている

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生物学的製剤使用患者の3分の1強が生活費を切り詰めて治療を続けている

コラム:JCR2011
生物学的製剤使用患者の3分の1強が生活費を切り詰めて治療を続けているの画像

約1万5000人の関節リウマチ(RA)患者を対象とした患者会の大規模調査から、生物学的製剤を使用している患者の3分の2が医療費の負担に不安を感じており、その半数は生活費を切り詰めて治療を続けていることが明らかになった。日本リウマチ友の会会長の長谷川三枝子氏が、7月17日から20日まで神戸で開催されている日本リウマチ学会(JCR2011)で報告した。 生物学的製剤は、RAの疾患活動性を低下させ、骨破壊の進行を抑制する強力な治療手段として患者のQOL改善に貢献してきたが、患者の薬剤費負担が大きい。このため、長谷川氏らは東京大学と東京女子医科大学の協力を得て、2010年8月、1万4989人のRA患...

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