HER2陽性乳癌で脳転移を有する患者の予後はHER2-enrichのサブタイプで良好【SABCS2013】|日経メディカル ワークス

HER2陽性乳癌で脳転移を有する患者の予後はHER2-enrichのサブタイプで良好【SABCS2013】

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HER2陽性乳癌で脳転移を有する患者の予後はHER2-enrichのサブタイプで良好【SABCS2013】

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抗HER2療法の革新により、HER2陽性乳癌で脳転移を有する患者の生存期間は、サブタイプがHER2-enrichの場合に大きく改善することが、日本人患者を対象とした単施設の検討から示された。長期生存者の中には12年以上生存した症例も含まれる。12月10日から14日まで米国サンアントニオで開催されたサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS2013)で、がん・感染症センター都立駒込病院外科(乳腺)の本田弥生氏が発表した。 脳転移は乳癌患者の10-15%に発生する。脳転移は全身療法に抵抗性である場合が多く、予後不良と相関するが、最近では治療法の革新により、脳転移の診断後の生存期間の延長が報告され...

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