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KRAS変異が転移性結腸直腸癌でセツキシマブの有効性を左右

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KRAS変異が転移性結腸直腸癌でセツキシマブの有効性を左右

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切除不能な転移性結腸直腸癌において、抗EGFR抗体製剤セツキシマブの標準的化学療法への追加は、KRAS遺伝子野生型の患者では奏効率と無増悪生存期間を改善したが、変異型では上乗せ効果は見られないことが、大規模無作為化フェーズ2臨床試験であるOPUS試験のレトロスペクティブ解析で確認された。成果は5月30日から6月3日にシカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、ドイツUniversity Hospital EppendorfのCarsten Bokemeyer氏が発表した。 KRAS遺伝子に変異があると、上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)を阻害しても、KRAS蛋白が活性化し、腫瘍細胞の増...

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