既治療の局所進行・転移性大腸癌に抗CEACAM5抗体薬物複合体M9140が有用である可能性【日本癌治療学会2024】|日経メディカル

既治療の局所進行・転移性大腸癌に抗CEACAM5抗体薬物複合体M9140が有用である可能性【日本癌治療学会2024】

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既治療の局所進行・転移性大腸癌に抗CEACAM5抗体薬物複合体M9140が有用である可能性【日本癌治療学会2024】

局所進行・転移性大腸癌に対して、抗癌胎児性抗原関連細胞接着分子5(CEACAM5)抗体薬物複合体M9140が有用である可能性が明らかとなった。現在進行中のフェーズ1試験の用量漸増パートの結果で、一部の患者で抗腫瘍効果が確認され、安全性も問題なかった。2024年10月24日から26日に福岡市で開催された第62回日本癌治療学会学術集会で、国立がん研究センター中央病院消化管内科長の加藤健氏が発表した。 CEACAM5は細胞間接着や分化・増殖を調節する膜タンパク質で、成人の組織には通常ほぼ発現していないが多くの腺癌で過剰発現し、特に大腸癌での発現率は90%以上に上ると報告されている。M9140はCE...

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