片頭痛の頻度が増し市販薬も無効な患者、CGRP関連抗体薬をどう使う?|日経メディカル ワークス

片頭痛の頻度が増し市販薬も無効な患者、CGRP関連抗体薬をどう使う?

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片頭痛の頻度が増し市販薬も無効な患者、CGRP関連抗体薬をどう使う?

10歳代で片頭痛と診断され、市販薬の内服で対応している40歳代の女性が頭痛外来にやってきた。今回から2回にわたり、片頭痛予防薬であるCGRP関連抗体薬の特徴などについて、頭痛外来での指導医(柴田)と専攻医(しんや)との対話を通じて解説する。 症例:40歳代の女性。10歳代で片頭痛と診断され、市販薬などを内服してきた。最近、頭痛の頻度が増加。市販薬を内服する頻度も増えているが、効果がなくなってきている。これまで片頭痛予防薬で適切に加療されたことはない。頭部MRI、MRAで異常は認めておらず、他の疾患も指摘されていない。 しんや初めて頭痛外来を受診した、40歳代の女性です。10歳代から片頭痛が...

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