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「のどが痛い」で受診する小児に不要な抗生物質の処方目立つ--米国の研究

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公開日:更新日:2006-03-29

「のどが痛い」で受診する小児に不要な抗生物質の処方目立つ--米国の研究

コラム:NEWS
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急性咽頭炎は、家庭医や小児科を訪れる小児の6%に見られる。症状の中心はのどの痛みだ。原因となる病原体として多いのは、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスで、抗生物質は、A群ベータ溶血性レンサ球菌(GABHS)の感染に起因する場合のみ有効だ。GABHSは、のどの痛みを訴える小児の15~36%から検出される。しかし実際には、患者の約半数に抗生物質が処方されていることを、米Harvard大学Brigham and Women"s病院のJeffrey A. Linder氏らが明らかにした。小児の咽頭炎に対する抗生物質処方の頻度と、GABHSに対する検査の実施頻度、そして、検査が抗生...

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