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緑内障に対するβ遮断薬点眼で徐脈性不整脈

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緑内障に対するβ遮断薬点眼で徐脈性不整脈

緑内障に対するβ遮断薬点眼で徐脈性不整脈の画像

大阪医大第1内科・循環器内科の藤阪智弘氏らは,β遮断薬点眼剤が原因と考えられる徐脈性不整脈の2症例を、第57回日本心臓病学会学術集会(9月18~20日、札幌市)で報告した。2例ともβ遮断薬点眼の中止により改善が見られたが、1例は再発し、恒久的ペースメーカー植え込みに至った。循環器科診療においても眼科治療歴の確認が必要であることを示す症例といえそうだ。 我が国では人口の高齢化に伴って、緑内障患者が明らかに増えている。患者数は、潜在的な患者も含めると約400万人。70歳代では10%以上で認められる。中途失明の主要な原因であり、早期診断・治療が重要とされる。 治療の基本は、緑内障を進行させる最大...

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