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高齢者では予防的ICDによる生存利益は小さい

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複数の臨床試験が、植込み型除細動器(ICD)は心臓突然死の1次予防において有効であり、全死因死亡リスクも低下させると報告している。だが、伊ローマ聖心カトリック大学のPasquale Santangeli氏らが行ったメタ分析の結果、60~65歳以上の重症左室機能不全患者ではICDによる有意な生存利益は得られないことが明らかになった。論文はAnn Intern Med誌2010年11月2日号に掲載された。 著者らは、これまでにICDの利益を示した研究が比較的若い患者を多く登録していたこと、患者をサブグループに分けるとグループごとに利益の大きさは異なると予想されること、もしICDの利益が有意でない...

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