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自己心臓幹細胞移植で梗塞後重症心不全患者の左室機能が向上

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自己心臓幹細胞移植で梗塞後重症心不全患者の左室機能が向上

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慢性的な虚血性心筋症に起因する重症の心不全を呈する患者を対象に、冠動脈バイパス術(CABG)時に心組織約1gを採取して心臓幹細胞を分離培養し、冠動脈に注入する世界初のフェーズ1試験が行われた。米Louisville大学のRoberto Bolli氏らによると、移植により左室機能やQOLの有意な改善と梗塞部位の縮小などが確認されたという。論文は、Lancet誌電子版に2011年11月14日に掲載された。 心筋梗塞によって機能が失われた心筋の再生に、幹細胞を用いる試みに注目が集まっている。急性心筋梗塞後に患者自身の骨髄幹細胞を移植して心機能の回復を図る研究はこれまでにも複数行われているが、慢性化...

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