イラスト:畠中 美幸
A整形外科診療所は、東海地方のターミナル駅から徒歩5分程度の場所にある。利便性は非常によい一方、住宅街からは少し距離があり、車がないと通勤には不便な環境だ。そのためA院長は職員に対し、公共交通機関だけでなく、自家用車などを利用した通勤も認めている。
同診療所で働く看護師B子は、公共交通機関を利用して通勤している職員の一人だ。B子は通勤経路として、自宅近くのバス停からバスに乗って駅へ向かい、電車に乗り換えA診療所の最寄り駅まで移動するルートを入職時に届け出ていた。その届け出を踏まえ、B子には入職から数年が経過した現在も、2種類の公共交通機関を利用した場合の通勤交通費を毎月、通勤手当として支給している。







