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フィブリノーゲンとCRPの組み合わせは冠攣縮性狭心症患者の心イベント予測に有用

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フィブリノーゲンとCRPの組み合わせは冠攣縮性狭心症患者の心イベント予測に有用

コラム:JCS2012
フィブリノーゲンとCRPの組み合わせは冠攣縮性狭心症患者の心イベント予測に有用の画像

冠攣縮性狭心症患者において、C反応性蛋白(CRP)にフィブリノーゲンを組み合わせると、心イベントをより鋭敏に予測できることが示された。日本医科大学多摩永山病院内科・循環器内科の小杉宗範氏らが、3月16日から18日まで福岡で開催されていた第76回日本循環器学会(JCS2012)で発表した。 冠攣縮性狭心症の予後規定因子としては、器質的冠動脈狭窄を有すること、多枝攣縮、喫煙、致死性の心室性不整脈の合併、心機能低下、カルシウム拮抗薬への抵抗性などが知られている。また、CRPは血管内皮細胞において一酸化窒素(NO)産生低下、血管収縮作用を持つエンドセリンの産生促進などの作用を有し、冠攣縮性狭心症の予...

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