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インフリキシマブは薬剤耐性を招くP糖蛋白質の過剰発現を抑制

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インフリキシマブは薬剤耐性を招くP糖蛋白質の過剰発現を抑制

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関節リウマチ(RA)患者の中には抗リウマチ薬(DMARDs)への抵抗性を呈する患者が少なくなく、治療を進める上での大きな障壁となる。産業医大の鈴木克典氏らは、細胞内に侵入した異物の排出を司るP糖蛋白質(P-gp)がその鍵を担うものと推測し、その発現量などの検討を進めてきた。12日のポスターセッションにて同氏は、インフリキシマブによる治療がP-gp過剰発現の是正をもたらすことを報告し、薬剤耐性の改善という抗腫瘍壊死因子(TNF)α薬の新たな可能性を示した。 P-gpは、多剤抵抗性-1遺伝子(MDR-1)の産物の一つであり、本来は細胞内から異物を排出するポンプとして働く。鈴木氏らは、DMARDs...

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