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好中球優位の結核性胸膜炎は低栄養例に多く外科処置を必要とする

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好中球優位の結核性胸膜炎は低栄養例に多く外科処置を必要とする

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好中球優位な胸水を呈する結核性胸膜炎は低栄養症例に多く、早期に胸腔ドレナージ処置を考慮する必要性が示された。6月23日から大阪市で開催された第93回日本結核病学会総会で、国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科の片山加奈子氏らが発表した。 結核性胸膜炎の胸水は典型的にはリンパ球優位で、胸水が好中球優位な場合は細菌感染を疑うケースが多い。過去の報告では、結核性胸膜炎の10%程度は好中球優位なケースと報告されている。結核性胸膜炎は抗結核薬治療で改善し、ドレナージ併用が予後を改善しないことが報告されているが、一部には抗結核薬だけでは改善せず、ドレナージや掻爬術などの外科的処置を必要とする場合がある...

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