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切除不能III期の非小細胞肺癌への化学放射線療法とデュルバルマブの同時投与は無増悪生存期間を有意に延長できず

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切除不能III期の非小細胞肺癌への化学放射線療法とデュルバルマブの同時投与は無増悪生存期間を有意に延長できず

英AstraZeneca社は11月14日、切除不能なIII期の非小細胞肺癌(NSCLC)に対して、化学放射線療法(CRT)と抗PD-L1抗体デュルバルマブの同時投与は、CRTのみに比べて有意な無増悪生存期間(PFS)の延長が認められないことが分かったと発表した。フェーズ3試験であるPACIFIC-2試験の結果示された。 現在、切除不能III期のNSCLCの標準療法は、PACIFIC試験の結果に基づいて白金系抗癌薬ベースのCRT後にデュルバルマブ投与を行うこととなっている。今回のPACIFIC-2試験では、CRTの間に増悪・中止となりデュルバルマブ投与が不適格になった患者に対処することを目的に...

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