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肝細胞癌へのラパチニブ投与、皮疹が見られた患者で生存延長

肝細胞癌へのラパチニブ投与、皮疹が見られた患者で生存延長の画像

乳癌治療薬であるラパチニブを、手術不能の肝細胞癌患者に投与するフェーズ2試験において、投与で皮疹が見られた患者で特に、無増悪生存期間と全生存期間が延長する傾向にあることが明らかになった。この結果は9月8日付けのClinical Cancer Research電子版に発表された。 ラパチニブはEGFRとHER2の2種類の受容体型チロシンキナーゼをターゲットとする経口の分子標的薬。日本ではグラクソ・スミスクラインが6月19日、HER2過剰発現が確認された手術不能または再発乳癌を適応として、ラパチニブ(商品名:タイケルブ)の発売を開始している。 フェーズ2試験は進行性肝細胞癌患者26人(うち男性...

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