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転移性大腸癌にIRIS療法とベバシズマブの併用が有効である可能性

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転移性大腸癌にIRIS療法とベバシズマブの併用が有効である可能性

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転移性大腸癌にイリノテカンとS-1を併用するIRIS療法に抗血管内皮成長因子抗体ベバシズマブを併用することが有効である可能性が明らかとなった。国内で行われたフェーズ2試験で安全性には問題がなく、抗腫瘍効果も確認された。成果は9月20日から24日までドイツ・ベルリンで開催されている第15回欧州癌学会(ECCO)・第34回欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で市立函館病院の畑中一映氏(写真)によって発表された。 このフェーズ2試験は2007年10月から2009年3月までに国内の9施設で行われ、53人の患者が登録された。1人の患者が治療を拒否したため、52人のデータが解析された。患者の年齢中央値は63.5...

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