非小細胞肺癌でゲフィチニブ治療後の脳転移にエルロチニブが有効な可能性 【臨床腫瘍学会2010】|日経メディカル ワークス

非小細胞肺癌でゲフィチニブ治療後の脳転移にエルロチニブが有効な可能性 【臨床腫瘍学会2010】

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非小細胞肺癌でゲフィチニブ治療後の脳転移にエルロチニブが有効な可能性 【臨床腫瘍学会2010】

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非小細胞肺癌の脳転移患者で、ゲフィチニブで効果がなかった場合でも、エルロチニブが有効な可能性が示された。3月18日から19日まで東京都で開催された日本臨床腫瘍学会で癌研有明病院呼吸器科の柳谷典子氏が発表した。 上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)であるゲフィチニブは、EGFR変異陽性の非小細胞肺癌の約8割に腫瘍縮小効果があると言われている。だが、治療経過中に脳転移や髄膜播種が起こった場合、長期的なコントロールは困難で予後も不良となる。 そこで、同試験ではゲフィチニブ投与後に脳転移した患者に対するエルロチニブ投与症例について、レトロスペクティブに検討した。 対象とな...

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