転移性大腸癌にIRIS療法とベバシズマブ併用は高い効果の可能性、PFS中央値は約17カ月【ESMO2010】|日経メディカル ワークス

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転移性大腸癌にIRIS療法とベバシズマブ併用は高い効果の可能性、PFS中央値は約17カ月【ESMO2010】

コラム:ESMO2010
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転移性大腸癌に対してイリノテカンとS-1を併用するIRIS療法に抗血管内皮成長因子抗体ベバシズマブを併用することが高い有効性を持つ可能性が明らかとなった。国内で行われたフェーズ2試験の最終解析で、高い抗腫瘍効果が確認されたもの。成果は10月8日から12日にイタリアミラノで開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で、北海道大学医学部の小松嘉人氏によって発表された。 このフェーズ2試験は2007年10月から2009年3月までに国内の9施設で行われ、53人の患者が登録された。1人の患者が治療を拒否したため、52人のデータが解析された。患者の年齢中央値は63.5歳(48~82歳)で、全身状態は全員...

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