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公開日:更新日:2012-05-10

ANCA関連血管炎、腎炎伴わない症例はリウマチ医が早期発見の鍵を握る

コラム:JCR2012
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抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎において、腎炎を伴わない症例はリウマチ医が早期発見の鍵を握っている――。杏林大学第一内科の有村義宏氏は、ANCA関連血管炎の現状と展望について講演し、自験例による解析結果を紹介する中で、リウマチ医が重要な役割を担っている点を強調した。4月26日から28日まで東京で開催された第56回日本リウマチ学会(JCR2012)のシンポジウム「膠原病の難治性病態とアンメットニーズ」で報告した。 有村氏はまず、血管炎の研究および診療が抱える課題は、(1)多臓器障害性の難治性疾患である、(2)地域差および人種差がある、(3)病因・病態が不明である、(4)欧米や日本で診断...

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