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急速進行する認知障害では間歇型一酸化炭素中毒も疑う必要がある

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公開日:更新日:2013-11-21

急速進行する認知障害では間歇型一酸化炭素中毒も疑う必要がある

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急性の一酸化炭素中毒による意識障害からいったん回復した後、数日から1カ月程度の期間を経て、認知機能障害などを呈する間歇型一酸化炭素中毒が知られている。高圧酸素療法が有効で「治療可能な認知症」だが、急性期の経緯が明らかでないと初期診断に難渋する場合がある。11月8日から10日に長野県松本市で開催された日本認知症学会で、平塚共済病院神経内科の中江啓晴氏らが症例報告した。 患者は感染症のため、自院内科に入院したが、入院後に意思疎通困難、行動異常、尿失禁、アテトーゼ様(ゆっくりねじるような動き)の不随意運動などを呈し、急速進行性の認知機能障害として、入院8日目に神経内科転科となった。 その後も症状...

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