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インフリキシマブは短期的に血管内皮機能を改善し、動脈硬化進展を抑制する可能性がある

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公開日:更新日:2006-03-29

インフリキシマブは短期的に血管内皮機能を改善し、動脈硬化進展を抑制する可能性がある

コラム:NEWS
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RA患者の生命予後を改善するためには、動脈硬化の進展抑制が重要なファクターの1つとなる。動脈硬化は慢性炎症による血管内皮機能障害によることが知られており、RA患者の心筋梗塞発症率は通常の人の5倍とも報告されている。「インフリキシマブは血管内皮機能を改善する可能性がある」ことを、川崎医科大学腎臓リウマチ内科の駒井則夫氏と岡山大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科の若林宏氏が報告した。駒井氏は15例のRA患者を対象に、インフリキシマブ投与後の大動脈脈波伝播速度(PWV)と血管内皮依存性の血管拡張反応を測定した。投与0、2、6週で血圧に有意な変動はなかったが、総コレステロール値が有意に上昇し...

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