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NOACで心房細動に伴う血栓塞栓は減ったのか

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公開日:更新日:2016-06-15

NOACで心房細動に伴う血栓塞栓は減ったのか

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心房細動(AF)患者の予後は最近の報告でも良好ではなく、5年で4~5人に1人のAF患者が死亡している(下図)。 2006年5月~2007年4月に倉敷市の基本検診を受診しAFありと判定された40歳以上の住民1192人中、2011年12月末日の段階で生死や死因が確認できた1164人を対象に、年代別死亡率などを調べた。約5年間で、1164人中279人(24.0%)が死亡していた。(出典:臨床神経学 2015;55:178-81.) 新規経口抗凝固薬(NOAC)の登場で、AF患者に対する抗凝固療法の裾野は確実に広がった。だが、脳梗塞の減少という結果を得るのは、これからだ。脳梗塞のリスク...

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