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薬剤誤投与、担当医は有責も上席医は無責

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病院で抗真菌薬を通常より過剰に投与するミスが起き、患者が死亡しました。裁判所は、薬剤をオーダーした後期研修医、調剤と薬剤監査を担当した薬剤師に過失を認めましたが、上席医の過失は認めませんでした。 事件の概要 男性患者(死亡時66歳)は、臨床病期IVの肺腺癌と診断され、2005年8月にA病院に入院した。 A病院呼吸器センター内科ではB医師が主治医、C医師(当時臨床経験3年目)が担当医となったが、B医師が学会出席により不在となる10月26日から11月5日までは呼吸器センター内科医のD医師が主治医代行を務めることになった。 経過観察中、患者にカリニ肺炎が疑われ、10月28日のチャートラウンド(症...

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