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潰瘍性大腸炎に初の体外診断薬、その実力は?

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潰瘍性大腸炎に初の体外診断薬、その実力は?

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下痢や腹痛を生じ、寛解と再燃を繰り返しやすい潰瘍性大腸炎。従来、再燃の判別には大腸内視鏡検査が用いられていたが、患者の糞便を用いる簡便な体外診断薬が登場した。再燃を早期に発見したり、内視鏡検査の回数を減らすなど、潰瘍性大腸炎の経過観察を変えそうだ。 今年6月、潰瘍性大腸炎の体外診断用医薬品として、糞便中カルプロテクチンを測定する検査キット「カルプロテクチン モチダ」が発売された。潰瘍性大腸炎に対する侵襲性のない検査としては国内初。潰瘍性大腸炎患者における病態把握の補助に使用する。炎症の再燃を確定診断するには内視鏡検査など他の検査所見を含めた総合的な判断が必要だが、少なくともこの検査で陰性であ...

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