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20%ポビドンヨードで大腸ESD後の遊離細胞が減少

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公開日:更新日:2017-10-26

20%ポビドンヨードで大腸ESD後の遊離細胞が減少

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大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行後、腸管内洗浄液中に存在する腫瘍細胞を含む遊離細胞の生存率は30%ほどで12時間が経過しても変わらず生存し続けていることや、 20%ポビドンヨード液で処理することで、遊離細胞の生存率を有意に減らせたことが報告された。10月15日まで福岡県福岡市で開催されたJDDW2017で奈良県立医大学消化器・総合外科の中本貴透氏が発表した。 大腸ESDでは腫瘍が露出した環境で長時間の剥離操作を行うため、遊離細胞が原因で発生する局所再発が危惧されている。これまでに中本氏らは、ESD施行から74カ月後に摘出部位に再度腫瘍が発生した症例を経験しており、組織標本を観察し...

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