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食道がんのリスクには遺伝子多型とアルコール摂取が関係する

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公開日:更新日:2006-03-29

食道がんのリスクには遺伝子多型とアルコール摂取が関係する

コラム:NEWS
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たくさんお酒を飲む人では、葉酸代謝酵素の遺伝子がホモ型なら食道がんにかかるリスクが低いことを、愛知がんセンター研究所疫学予防部の松尾恵太郎氏らが、「食道がんリスクにおける飲酒とMTHFR C677T遺伝子多型の交互作用」と題して発表した。食道がんの罹患率はとくに男性で年々増加しており、がん統計白書によれば、2020年には1975年の2倍になるとみられている。研究グループはDNA合成やメチル化に関わる葉酸に着目し、葉酸の代謝酵素のMTHFR C677T遺伝子多型による食道がんのリスクへの影響を調べた。対象は食道がんの患者165人と非がん患者495人。飲酒が食道がんのリスクを高めることから、飲酒習...

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