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薬物療法で症状が改善しない場合、腸骨・大腿動脈領域の狭窄には血管内治療を考慮する

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薬物療法で症状が改善しない場合、腸骨・大腿動脈領域の狭窄には血管内治療を考慮する

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近年、わが国では動脈硬化性疾患が増加している。特に、末梢動脈疾患(PAD;Peripheral Arterial Disease)は、全身の動脈硬化性病変の一部分症状として捉えられ、主要臓器の動脈硬化を合併することも多く、予後の悪い疾患として注目されている。そこで、順天堂大学医学部附属静岡病院循環器科助教の川村正樹氏(写真、※)に、PADの診断や治療の実際について解説をお願いした(日経メディカル別冊)。(※2009年4月より四日市社会保険病院循環器科部長) ――PADの患者さんには、どのような背景がみられますか。 川村PADは冠動脈疾患や脳血管疾患を合併している頻度が非常に高いといわれていま...

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