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誤嚥性肺炎の抗菌薬治療、「嫌気性菌カバー」は必須?

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公開日:更新日:2023-09-07

誤嚥性肺炎の抗菌薬治療、「嫌気性菌カバー」は必須?

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この連載では最近、誤嚥性肺炎の診断の難しさと、それを解決するための新たな視点(関連記事:誤嚥性肺炎診断のパラダイムシフトの提案)やアルゴリズム(関連記事:誤嚥性肺炎評価アルゴリズム使用で変わったこと)について紹介してきました。では診断後、抗菌薬治療についてはどうでしょうか。「嫌気性菌カバーのため、スルバクタム・アンピシリンを用いる」と反射的に対応してしまうことも多いのではないでしょうか。それが正解のこともありますが、時代の変化とともに、必ずしも最適とは言えなくなくなってきているのです。 今回、誤嚥性肺炎に対して嫌気性菌をカバーする抗菌薬の使用の有無で転帰(生存率や治癒率、再発率など)を比較し...

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